部品加工・海外調達コラム

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海外における金属加工~中国での部品調達~

2021年2月25日

金属加工製品を海外調達する際に、品質の問題や納期の問題への不安が生じるかと思います。

ただ、コストパフォーマンスの高い海外製を調達することにより利益率を高めることが可能です。

今回では、日本企業に委託する場合と金属加工を海外拠点に委託するとの違いについて中国を例にご紹介させていただきます。

 

 

□中国における製造原価の違いについて

金属加工部品を中国で作成した場合、平均して日本の1/3~2/3程度の金額となります。

こちらを引き起こす原因は人件費の差が非常に大きいことが挙げられます。

製造業の一般工職の月給で比較したすると、日本の東京と中国の北京との差は約3.5倍に広がります。

そのために、金属加工部品のロット数が増えれば増える程、中国で金属加工部品を作るメリットは大きくなります。

また、中国国内では低コスト実現に向けて多国籍進出企業との厳しい競争が続いています。

特に最近の関心ごとでは「品質管理力」です。

品質の不具合はコストへの直接的な影響を及ぼし、返品や再加工等の問題が発生する場合があります。

そのため、現在では低コストかつ高品質の製作に力をいれる中国は部品の調達先として有能であります。

>>>日本と海外の投資コストを比較についてはこちらから

 

 

□中国で金属加工品の見積を取るときの注意点

先述では、中国で調達する際の効果的な点をご紹介致しましたが、やはり海外調達には注意していただきたい点があります。

まずは、アリババの存在にご注意ください。

中国の工場が探せるという比較的優れている点なのですが、

対日本向けではなく、対海外という大きな海外という括りをターゲットに輸出しているために、

諸外国と日本の品質レベルには差があるので、日本への出荷経験の有無等の情報について収集してからご利用するべきだといえます。

また、海外調達をする際には見積価格において、関税や送料についての記載があるかどうかの確認も必要です。

>>>ありがちな海外部品調達トラブルについてはこちらから

 

また海外調達は日本企業からの調達とは勝手が異なります。

コミュニケーションの問題から生じる取引先とのトラブルによって被害を被る可能性もあります。

そのためにも問題を未然に防ぐためにも調達先の選定が重要であり、海外で信頼できる調達先をいかに把握できるのかが鍵となります。

>>>海外調達で気を付けることについてはこちらから

 

 

部品の海外調達コストダウンセンターを運営する近代精機株式会社では、

対応レベルが国内とそん色のないレベルの製作精度・品質を実現でき、

かつ短納期対応やトラブルに対応できるように24時間操業の工場を外注先として選定することができます。

取引先を厳選することで、お客様と取引先とのより密なコミュニケーションを実現し深い信頼関係を築くことが可能です。

当社では、おすすめの調達先のノウハウについても記事にまとめておりますので、ぜひご一読いただければと思います。

>>>おすすめの部品調達先はこちらから

 

 

□当社のこれまで海外調達を行った部品加工事例をご紹介!

ここでは近代精機株式会社がこれまで海外調達を行った部品の加工事例をご紹介します。

加工事例①:クランプベース

クランプベース

こちらの加工事例は、材質がS45Cのクランプベースです。

こちらは、精度が穴ピッチ±0.02となっております。

>>>加工事例の詳細はこちら

 

加工事例②:キャップ

キャップ

こちらの加工事例は、材質がS45Cのキャップです。

こちらは、黒染めで表面処理を施しています。

>>>加工事例の詳細はこちら

 

 

部品の海外調達なら「部品の海外調達コストダウンセンター」まで!

部品の海外調達コストダウンセンターを運営する近代精機株式会社では、安全・安心のワンストップ海外調達を実現します。

当社は大手Tier1、装置メーカー、電気機器メーカーなど、上場企業との取引実績も数多くあり、これまで多くの海外部品調達を行ってまいりました。

当社には、中国・ベトナムなどアジア圏に10年以上の長きに渡る取引を経た協力会社があります。長期的に深い信頼関係を築いた取引先との連携によって、国内調達と変わらない製作精度・品質保証を実現しています。

さらに、この協力会社との密な連携によって、海外調達における課題である短納期対応やコミュニケーション不足によるトラブルについても対応することができます。

また、当社ではISO9001認証を取得しており、国内調達できる部品は全て海外調達が可能となっております。鉄、鋳物、特殊鋼、樹脂など多数の材質や旋盤加工、溶接、熱処理など幅広い加工方法での対応ができます。もちろん、加工精度についても研削加工で0.005、高速ワイヤーカットで0.05、低速ワイヤーカットで0.005、マシニング゙加工で通常±0.02 程度を保証させていただいております。

部品の海外調達について「品質・精度は大丈夫なのか…」「対応できる加工種類・表面処理方法に限りがあるのでは…」「納品に時間がかかるのでは…」「むしろコストがかかってしまうのでは…」とご不安をお持ちの方は、ぜひ部品の海外調達コストダウンセンターまでお気軽にご相談ください。

>>お問い合わせはこちら

>>加工事例はこちら