2021年2月25日
部品の海外調達を行うためには、調達先の選定や品質の検査などいくつかの流れがあります。
では、具体的にどのような流れで行う必要があるのか、
また部品を海外調達する上で押さえるべきポイントは何かについて今回の記事にて解説していきます。
□部品を海外調達する流れとは?
部品を海外調達する流れは下記の通りになります。
①調達先を選定する
自分が仕入れたい部品をどこから調達するか選定します。
品質やコスト面はもちろんのこと、納品までの期間を逆算してスケジュールを考慮しながら選定することが重要です。
②調達価格の交渉を行う
調達先を選定した後に、仕入れ価格の見積もりをもとに価格の調整を行っていきます。
この価格交渉の段階では、コストダウンを図りながら品質も考慮する必要があります。
③見積もりの確定とその後の納期管理
見積もりが確定し発注した後に、予め計画したスケジュールで納品されるか管理する必要があります。
納品に遅延が生じると全体の生産に支障をきたしてしまうため、納期管理の段階は重要な工程となります。
④納品された部品の検査
調達先から無事に納品された部品の検査を行います。
検査内容としては、以下の3点があります。
A.調達先に発注依頼をした部品の種類に誤りはないか
B.調達先に発注依頼をした部品点数であるか
C.納品された部品の品質に問題はないか
検査を行い上記のいずれかに問題が合った場合は、調達先とコミュニケーションを取り解決していく必要があります。
□海外の部品調達を進める上でのポイントとは?
海外の部品調達を進める上で重要なポイントは「調達先の選定」になります。
先ほど、部品を海外調達する流れで1番目にあたる工程ですが、
この段階が上手くいかないと価格の交渉、納期管理、部品の検査で問題発覚が起き、
結果的に「コストダウンが上手くできなかった」「納期に遅延が起きてしまった」
「納品された部品の品質が良くなかった」という課題に繋がってしまいます。
>>>その他のありがちな海外部品調達トラブルについてはこちらから
このような問題を未然に防ぐためにも調達先の選定が重要であり、
海外で信頼できる調達先をいかに把握できるのかが鍵となります。
>>>失敗しない海外部品調達先の選び方はこちらから
部品の海外調達コストダウンセンターを運営する近代精機株式会社では、
対応レベルが国内とそん色のないレベルの製作精度・品質を実現でき、
かつ短納期対応やトラブルに対応できるように24時間操業の工場を外注先として選定することができます。
取引先を厳選することで、お客様と取引先とのより密なコミュニケーションを実現し深い信頼関係を築くことが可能です。
当社では、おすすめの調達先のノウハウについても記事にまとめておりますので、ぜひご一読いただければと思います。
>>>おすすめの部品調達先はこちらから
□当社のこれまで海外調達を行った部品加工事例をご紹介!
ここでは近代精機株式会社がこれまで海外調達を行った部品の加工事例をご紹介します。
加工事例①:ベアリングカラー
こちらの加工事例は、材質がS45Cのベアリングカラーです。
こちらは、精度が⊥0.01となっております。
>>>加工事例の詳細はこちら
加工事例②:台座
こちらの加工事例は、材質がSUS304の台座です。
こちらは、左ネジM14です。
>>>加工事例の詳細はこちら
部品の海外調達なら「部品の海外調達コストダウンセンター」まで!
部品の海外調達コストダウンセンターを運営する近代精機株式会社では、安全・安心のワンストップ海外調達を実現します。
当社は大手Tier1、装置メーカー、電気機器メーカーなど、上場企業との取引実績も数多くあり、これまで多くの海外部品調達を行ってまいりました。
当社には、中国・ベトナムなどアジア圏に10年以上の長きに渡る取引を経た協力会社があります。長期的に深い信頼関係を築いた取引先との連携によって、国内調達と変わらない製作精度・品質保証を実現しています。
さらに、この協力会社との密な連携によって、海外調達における課題である短納期対応やコミュニケーション不足によるトラブルについても対応することができます。
また、当社ではISO9001認証を取得しており、国内調達できる部品は全て海外調達が可能となっております。鉄、鋳物、特殊鋼、樹脂など多数の材質や旋盤加工、溶接、熱処理など幅広い加工方法での対応ができます。もちろん、加工精度についても研削加工で0.005、高速ワイヤーカットで0.05、低速ワイヤーカットで0.005、マシニング゙加工で通常±0.02 程度を保証させていただいております。
部品の海外調達について「品質・精度は大丈夫なのか…」「対応できる加工種類・表面処理方法に限りがあるのでは…」「納品に時間がかかるのでは…」「むしろコストがかかってしまうのでは…」とご不安をお持ちの方は、ぜひ部品の海外調達コストダウンセンターまでお気軽にご相談ください。
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