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失敗しない海外部品調達先の選び方

2020年10月4日

はじめに

海外での部品調達を始める際の部品の調達先というのはその後の取引を大きく左右する要素になってきます。もし調達先選びに失敗してしまえば、コストダウンや作業にかかる工数削減を目的として始めた海外部品調達がその逆効果になってしまう、なんていう事態も起こるかもしれません。

ここではそんな失敗を避けるべく「失敗しない海外部品調達先の選び方」を皆様にお伝えしたいと思います。

 

海外部品調達先の条件

海外部品調達先としてふさわしい条件は、大きく分けて二つ存在します。それは「税関との信頼関係があるか否か」「適切かつ迅速なコミュニケーションが取れるかどうか」です。

 

1 税関との信頼関係

まず税関との信頼関係についてです。税関検査とひとえに言っても、全ての輸入者に全く同じ検査を行うのかというとそうではありません。税関検査を何度も問題なくパスしている会社と過去に何らかの事情で引っかかったことがあるというような会社では、もちろん後者に対する検査の方が厳しくなります。

検査が厳しくなり長引くことによって当初の予定以上に部品納入までの時間がかかってしまうなどという事もありますので、過去の輸出入取引に不備がなく税関からの信頼性の高い調達先であるという事は、部品調達先選びにおいて非常に重要になってきます。

 

 

2 コミュニケーション

続いてコミュニケーションについてです。なんといっても海外との取引になりますので、まずは「言葉」に非常に気を配らなければなりません。そこでまず選ぶべきは、日本語の堪能な担当者を置いている会社です。これによりミュニケーションの円滑性が段違いに向上します。それに加え日本語を扱う事の出来る人材がいるという事は、それだけ日本との取引関係を重要視している事の証左に他ならず、過去の実績などもあるはずですので取引自体もスムーズに進めることが出来る可能性が高まります。

また日本語を扱う事の出来る人材を置いている会社の中でも技術相談や質問、見積に対するレスポンスが速く(具体的には技術相談と質問は一日以内、見積は二日以内が目安)、メールで気軽にやり取りのキャッチボールができる会社というのはさらに優先して選ぶべき対象となるでしょう。

 

まとめ

ここまではあくまでも取引開始前における海外部品調達先の選び方について解説してきましたが、肝心な加工部品の質等については実際に注文をして見ない限りには分からないというのが現実でもあります。

サンプル品等を送ってもらい判断するという方法もありますが、やはりサンプルはサンプルであり、どこの調達先もそれ専用にクオリティの高い物を用意しているはずですので当てにし過ぎるのは危険です。

 

何が起こるか分からない海外取引を行う上で一番無難な方法と言えるのは、国内での仲介業者を挟む事になります。部品の海外調達コストダウンセンターを運営する近代精機株式会社では蓄積されたノウハウに基づいた加工部品の海外調達を行うことで、確かなコストダウンを実現しています。加工部品の海外調達をお考えの方は、まずはお気軽に当社にご連絡下さい。