部品加工・海外調達コラム

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部品の調達コストを削減するためには?削減のためのポイントを解説!

2021年2月25日

現在の微量生産時代においては、売上と利益が伸びないために製造業において、

コスト削減に活路を求めている企業は少なくありません。

通常の企業活動において、コストが大きくなりがちなのは人件費・広告宣伝費・修繕費および減価償却費・原材料費です。

特に製造業の場合では、原材料費が大きなコストとなっています。

そのために、開発担当者や調達担当者は常に安い原材料の開発と調達に力を入れています。

しかし原材料は製品のクオリティに直結しているために、安易に変更することは出来ません。

今回は、部品調達のコストダウンについて見直して欲しい箇所について解説し、削減する方法をご紹介させていただきます。

 

□直接資材と間接資材について

製造業には直接資材と間接資材が存在します。

 

直接資材とは、基本的に製品を構成する直接的なものを指します。

例えば、ステンレスの鍋であれば、本体のステンレスと取っ手のプラスチック等が該当します。

一方で間接資材とは、直接資材以外の製造に関わる全てのものを間接資材となります。

例えばステンレスの鍋であるならば、本体を加工・成型するためのプレス機に使用する消耗部品や

取っ手に取り付ける部品等が該当します。

 

先述のように、間接資材は製品の性能に直接左右することがなく、

求められる仕様であればメーカーやブランドを問わないのです。

そのために、間接資材は不都合が出た際に、元に戻すだけで大きな問題が発生することがありません。

一方で、直接資材は製品の品質に直結しているために、テスト的に何度も変更することで

性能が不安定になってしまい顧客に対する信用問題に発展しかねません。

直接資材は値段で測れない価値があり、リスクを伴う場合がございますので、直接資材は中長期的に変更が望ましいです。

 

 

□製造現場においては間接資材のコストを削減する3つのポイント

コストダウンを考える際には、直接資材と間接資材のどちらを抑えるのかは様々です。

そして、先述のように直接資材は調達量が非常に多く、製品の性能と経営に

大きな影響を与えるために長期的な計画のもと変更が望ましいです。

一方で、間接資材は1回の調達では小さな支出量ですが、積み重なっていくことで、大きなコストとなります。

間接資材の管理をして、コストダウンを図りましょう。

そこで、間接資材で製造コストを削減するポイントをご紹介させていただきます。

 

①間接資材の購入を見える化する

製品に直接影響せずに、軽視されている間接資材は種類や使用部門が広範囲かつ多岐です。

そこで、種類・クオリティ・量・使用者のニーズと仕入れ・在庫の状況を

いつでも担当部門や使用部門・社長が見えるようにする必要がございます。

全社的に共有することにより、情報の共有が出来るのです。

この情報共有により購入単価、仕様、在庫数を分析することが可能となります。

さらに、共有することで相見積もりが可能となり、より安い資材を調達することが可能となります。

 

②間接資材の範囲を見直す

製造に関係する消耗品しか注目していない、

あるいは種類ごとに管理部門がバラバラで扱いの統一が取れていないというケースもよくあります。

そのために間接資材の範囲を見直すことも必要です。

この時も商品管理と購買管理を一元的に管理することも重要となってきます。

 

③海外から部品を調達する

海外部品の最大のメリットは、「安い」ということです。

しかし、メーカーの中には海外から部品を調達することで納期の面や品質の面等で何らかの不安を覚えていると思います。

しかし、国内では資源の原材料が不足しているために、部品を調達コストが上乗せされ、高額となり販売されている場合がございます。

トラブルを未然に防ぎ、信頼できる調達先を選定することが非常に重要です。

>>>海外部品と国内部品の違い調達の流れについてはこちらから

>>>ありがちな海外部品調達トラブルについてはこちらから

 

 

部品の海外調達コストダウンセンターを運営する近代精機株式会社では、

対応レベルが国内とそん色のないレベルの製作精度・品質を実現でき、

かつ短納期対応やトラブルに対応できるように24時間操業の工場を外注先として選定することができます。

取引先を厳選することで、お客様と取引先とのより密なコミュニケーションを実現し深い信頼関係を築くことが可能です。

当社では、おすすめの調達先のノウハウについても記事にまとめておりますので、ぜひご一読いただければと思います。

>>>おすすめの部品調達先はこちらから

 

 

□当社のこれまで海外調達を行った部品加工事例をご紹介!

ここでは近代精機株式会社がこれまで海外調達を行った部品の加工事例をご紹介します。

加工事例①:クランプピン

クランプピン

こちらの加工事例は、材質がS45Cのクランプピンです。

こちらは、精度が-0.018となっております。

>>>加工事例の詳細はこちら

 

加工事例②:シャフト

シャフト

こちらの加工事例は、材質がSUS304のシャフトです。

こちらは、左ネジM14です。

>>>加工事例の詳細はこちら

 

 

部品の海外調達なら「部品の海外調達コストダウンセンター」まで!

部品の海外調達コストダウンセンターを運営する近代精機株式会社では、安全・安心のワンストップ海外調達を実現します。

当社は大手Tier1、装置メーカー、電気機器メーカーなど、上場企業との取引実績も数多くあり、これまで多くの海外部品調達を行ってまいりました。

当社には、中国・ベトナムなどアジア圏に10年以上の長きに渡る取引を経た協力会社があります。長期的に深い信頼関係を築いた取引先との連携によって、国内調達と変わらない製作精度・品質保証を実現しています。

さらに、この協力会社との密な連携によって、海外調達における課題である短納期対応やコミュニケーション不足によるトラブルについても対応することができます。

また、当社ではISO9001認証を取得しており、国内調達できる部品は全て海外調達が可能となっております。鉄、鋳物、特殊鋼、樹脂など多数の材質や旋盤加工、溶接、熱処理など幅広い加工方法での対応ができます。もちろん、加工精度についても研削加工で0.005、高速ワイヤーカットで0.05、低速ワイヤーカットで0.005、マシニング゙加工で通常±0.02 程度を保証させていただいております。

部品の海外調達について「品質・精度は大丈夫なのか…」「対応できる加工種類・表面処理方法に限りがあるのでは…」「納品に時間がかかるのでは…」「むしろコストがかかってしまうのでは…」とご不安をお持ちの方は、ぜひ部品の海外調達コストダウンセンターまでお気軽にご相談ください。

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