部品加工・海外調達コラム

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どんな加工品が海外調達に向いているの?

2020年9月2日

はじめに

加工部品の海外調達とひとえに言っても、海外会社はどんな部品に対応しているのかが分からず、なかなか最初の一歩が踏み出せないという会社様も多いのではないでしょうか。ここではそんな疑問と不安を解決すべく、海外調達に向いている部品とその理由について解説していきます。

 

海外調達に向いている加工品

1海外調達に向いている加工品の特徴

まずは材質についてです。基本的に海外部品調達にインコネルやチタンなどの難削材は向いていません。また精度についても超精密加工などは難しい場合が多いです。目安としては1/1000程度の精度までは対応ができる可能性があります。高い技術に基づいた細かな作業を行う事の出来る日本と同じ感覚で海外に加工依頼をするのは危険と言えるでしょう。

また大きさについては、送料の都合上あまり大きすぎる加工品は依頼しない方がよいです。しかし海外は基本的に人件費が日本国内より安いため、加工品が大きく送料が高くなってしまうような場合でも人件費によるコストカットが送料の分の価格高騰を超えるという場合も考えられます。

  

 

2一度に依頼すべき数量について

海外で部品調達を行うにあたって、図面一枚や二枚程度の注文の場合、高めの見積もりが返ってくることが多くなります。また依頼が不定期で安定しないという場合も高めの見積もりが来ます。他にも月に数十万円程度の安価な注文の場合、送料がコストダウン幅を超えマイナス収支になってしまう事があります。

これを避け安価な見積もりを出すためにはとにかく依頼の個数を増やすことが必要です。一枚の図面で何小物部品の依頼を送ったり、数十枚以上の図面を送るなどして一度にたくさんの見積もりを行う事でより多額のコストダウンを実現できます。

 

まとめ

 海外で部品調達を行う場合は様々な面に気を配らなければなりません。しかし会社様によっては「注文が不定期になるから継続した依頼が難しい…」「そんなに多くの依頼をするだけの規模がない…」などの課題があるかもしれません。

部品の海外調達コストダウンセンターを運営する近代精機株式会社では、多くのお客様の依頼を集約し、定期的にまとまった量を厳選した調達先に発注することで、確実なコストダウンを実現することが可能になっています。加工部品の海外調達をお考えの方は、まずはお気軽に当社のご相談ください。